たま漢方堂の『健康豆知識~春夏秋冬~』

2009-02-17

Vol.245 花粉対策

朝の公園は、歩く人やジョギングの人で賑やかですが、節分を過ぎた頃から
はマスクをつけた人が目につき、スギ花粉の季節を感じます。

スギ花粉は直径3/100ミリなので、市販のマスクを通過しません。
とはいえ、衣服に付着したり、外に干した洗濯物に付着したりと、完全にシャッ
トアウトするのは困難です。

2月7日の日経新聞によれば、花粉対策を日経生活モニターに聞いた結果、
2,863回答のうち、2人に1人が花粉症で、そのうちの15%は発症して3年以内と
いうことです。
モニターの花粉対策は、
*外出時にマスクをつける…571人
*市販の目薬を使う…361人
*うがい…265人
*市販の薬を飲む…263人
*空気清浄機を使う…156人
でした。

医師がすすめる花粉症対策としては、自己管理による発症・悪化の予防と医
療機関での治療、防腐剤の入っていない目薬を外出時に使うことなどが挙げ
られています。
目やにが多く出るので花粉症かと思っていたら、ウイルス性結膜炎だったと
いうこともあるので、目やに・腫れ・痛みがあれば、眼科での検査が必要と
のことです。

花粉が多く飛ぶ日にウールセーターを着て1時間外出すると、約10万個の花粉
が衣類に付着し、手で払っても落ちるのは2割だそうです。
ただ、静電気防止剤を使えば付着が半分になり、手で払えばさらに半分落ち
るとのこと。洗濯には静電気防止剤は欠かせません。

花粉対策で大切なのは、鼻や目などの粘膜を乾燥させないこと。
粘膜の潤いは花粉症対策の重要なポイントです。
当店おすすめは、
粘膜に潤いを与える「サメ軟骨粒」などのサプリメントです。